ネットの検索サジェストで「ノジマオンライン やばい」なんて怖いキーワードがあったので、今回はなぜノジマオンラインがやばいと言われているのか…この理由について考察していきます。
合わせてSNS上のノジマ電気に関する口コミ・評判に関してもチェックしていきましょう。
ノジマオンラインが良い意味でも悪い意味でも「やばい」と言われる理由
ノジマオンラインがやばいと言われる理由は2パターンに別れます。
- 良い意味でのやばい=安すぎる!
- 悪い意味でのやばい=やらかして炎上
まずは悪い意味でやばい…と言われるノジマ電気のエピソードからご紹介しましょう。
PlayStation5のやばい転売対策
本項目は、独立行政法人 中小企業基盤整備機構(以下 中小機構 と称します)ならびに、中小機構運営サイト「J-Net21」に記載されている内容を引用しつつ解説を行います。
ノジマ電気といえば転売ヤー対策がかなり強いお店として有名ですが、品薄時代のPlayStation5に関しても賛否両論ありそうな転売対策を行いました。
- 過去に3万円以上の購入履歴がある方のみ購入可能
- 携帯電話 / ゲーム関連商品は購入歴としてカウントしない
一つの家電量販店で3万円以上を購入するとなると、まぁまぁなお得意様だと思いますが、さらに厳しいのが「携帯電話やゲーム関連商品は購入履歴として換算しない」という条件。
一般的にスマートフォンやゲーム機関連は売却が容易なので換金しやすい=転売ヤーの可能性がある…という理由でカウントしていないのか、はたまた「家電製品とPS5を抱き合わせで購入させるため」なのか。
後者の場合は、独占禁止法に抵触する可能性があります。
「消費者がほしがる人気の商品を、消費者のほしがらない商品と一緒に販売する行為」のことを「抱合せ販売」と言い、独占禁止法により「不公正な取引方法」の一つにあげられています。公正取引委員会がその販売方法を不当と認めた場合、違法な行為として、「当該行為の差し止め」などを命じられます。
引用元 : https://j-net21.smrj.go.jp/qa/development/Q0004.html
直接的ではありませんが、PS5が欲しいなら3万円以上のゲームや携帯電話以外の家電製品を買わないと売ってあげない…とも捉えられますし、「なるべくノジマ電気を日頃から使ってくれている人に買わせてあげたい」なんてノジマ側からの配慮のようにも感じますがどうなんでしょうね。

△ちなみに大手家電量販店ビックカメラさんは、在庫処分品の家電製品とPS5を抱き合わせで販売して思い切り炎上していました。企画を考えた担当者の方は独禁法に抵触するリスクがあることを知らなかったのかもしれません。
とまぁこんな感じで、ノジマ電気がやばい….と言われる理由の一つに、ちょっと独禁法に抵触しそうな転売対策を行っている背景があります。
iPhone13 Pro / Pro Max キャンセル炎上事件
iPhoneの新商品が毎年販売されますが、ノジマ電気も例年同様にiPhoneの取り扱いを行っていました。
しかし、2021年はドル円相場が非常に大幅に動いたため、iPhoneを販売しているApple側も流石に耐えきれなくなり販売している途中でiPhoneの値上げを行いました。約2万円の値上げです。(値上げしないと赤字垂れ流し状態だった)
ここでノジマ電気で予約しているお客は、すでに値上げ前の価格で前金を支払っています。
でもノジマ電気にとってはこの予約客の存在が大きな問題だったのです。
- iPhoneを予約している客は値上げ前の価格で予約している
- ノジマに入荷されるiPhoneは値上げ後の価格
つまり、このまま予約していたお客さんにiPhoneを買われてしまうとノジマ電気は大損。
ここでノジマ電気がとった行動が…

これが当時話題になった「ノジマ電気iPhone強制キャンセル炎上事件」です。
ノジマで予約から数ヶ月入荷を待っていたお客さんも存在していましたが、赤字を回避するためになりふり構わず強制キャンセル。当然、予約をしていたお客からはクレームの嵐。大手ニュースサイトも取り上げ、またたくまにノジマ電気は炎上しました。
「転売対策として3万円以上の商品を買わないと売らない」、「PS5を売る際は油性マジックで×マークを書く」、「転売されないよう商品は強制的に開封状態する」…などなど、

本当に欲しいお客様に、商品をお届けします…
をモットーにしている立場で、予約して数ヶ月楽しみに待っているお客に対して「店が損するから強制キャンセル」というのは、さすがに世間から批判を浴びたようです。
しかし、ノジマに寄せられたクレームが多すぎたのか、企業への悪い印象が大きかったのか、そこからキャンセルを取りやめ、さらにノジマの1000ポイントを付与すると謝罪しました。
当然だ!という声も多いですが、個人的にはこのノジマの対応は素晴らしかったと思います。このままキャンセルで逃げ切っていたら毎年iPhoneが発売するたびに「ノジマでiPhoneを買うのはやめとけ!」みたいな声があがっていたことでしょう。
良い意味でノジマがやばいと言われるのは「安い」から?
これまで悪い意味でノジマがやばいと言われる理由をご説明しましたが、良い意味で「ノジマは価格が安くてやばい」なんて言われるケースもあります。確かにノジマは中古品なども破格で出る時がありますよね。
なぜノジマは安く商品を提供できるのかというと。
- 薄利多売策:ノジマは実店舗とオンラインストアの両方を運営しており、大量に商品を仕入れることで個々の利益は少ないものの、合計すると利益を上げることが可能になっています。
- アウトレット品の販売:ノジマオンラインでは生産終了品や小傷品など、実店舗では取り扱わない商品も販売しています。多種多様なアウトレット品を揃えており、非常に低価格で購入可能です。
- 通販に注力している:ノジマは物理店舗も運営していますが、通販ビジネスに主力を置いているため、家賃や人件費などのコストを抑えて商品を安く提供できます。
こんな感じです。
ただし、ノジマオンラインには下記のようなネガティブな評価もあります。
- 商品の取り扱い範囲が狭い:主流の商品は扱っていますが、それ以外の商品は取り扱いが少なく、発送に時間がかかることがあります。
- カスタマーサポートが一貫していない:商品に問題があった場合、連絡がつかない、対応が遅いなどの問題が指摘されています。
- 発送が遅く、梱包が雑:発送が予定より遅れたり、梱包が雑な場合があるとの指摘もあります。
それでも、ノジマオンラインは価格比較サイトを比較すると、大手通販サイトよりも低価格で商品を提供していることが多いです。また、在庫がある商品は即日または翌日発送され、問題があった場合の対応も迅速だとの良い評価もあります。
ノジマオンラインがやばいと言われる理由を解説!口コミや悪い評判まとめ
というわけで、ノジマオンラインがやばいと噂されている理由についておつたえしました。今回お伝えした以外にもノジマの様々なエピソードはあると思いますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
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